
おうちの方へ子どもは『もう一度見たい』と『見たら危ない』の間で揺れ、大人は守るために情報を隠すサキやミキの判断に揺れる。怪異の答えだけでなく、何を子どもと共有するかまで話したくなるスリラーです。
見えた像を答えにせず、現在の物証・位置・時刻と結びつけて仮説を直す
『誰がいたか』だけでなく、『何を・どの順番でしたか』から行動の理由を読む
怖さや不確かさを言葉にし、親子で安全条件と決断を共有する
第1話つぎの乗客は、トワ無料で読める電気のない表示板に、十一歳のトワの名前が現れた。見るほど列車に見つかる三回の八秒で、事故調査員の母サキと、二十四年前に駅長が黒い終電へ戻った本当の理由を追う親子スリラー。
第2話火事を知らせる幽霊会員作品家族を捨てたはずの父が、火事の夜、全戸を叩いていた。焼けた覗き穴から過去を見るほど煙と声が現在へ漏れ、父を待つ母は防火扉を開けようとする。家族の嘘と十四年前の救助を追う第2事件。事故や失踪の現場には、その出来事に属する『八秒の窓』が残る。十一歳のトワが窓越しに過去を観測すると、向こう側の危険もトワを観測する。事故調査員の母サキと、見るほど現在化する三回の八秒だけで、過去の誤解と今の危機を同時に解く親子バディの超常ミステリーです。第1話は黒い終電、第2話は焼けた団地。事件ごとに違う窓と、同じ場所に重なる過去が、親子の判断を追い詰めます。
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