
おうちの方へわが子の答えを採点するのではなく、その理由に耳を澄ます。歴史が、子どもの価値観を知る時間になります。
結末を知る前に、自分ならどうするかを選び、理由をことばにする
史実と、物語のために想像した会話・心情を区別して読む
一人の偉人ではなく、始める人・確かめる人・言葉や仕事をつなぐ人の協働を見る
第1話読めない本を、開いた無料で読める辞書のない江戸時代。正しい人体の知識を届けるため、三人の医師は「道具がそろうまで待つ」か「分かる一語から始める」かの分かれ道に立ちます。
第2話五十歳の一年生会員作品家も村も支えてきた伊能忠敬は、五十歳で十九歳年下の高橋至時の弟子になります。佐原で支え続けるか、家を任せて学び直すか。日本地図より前にあった、一人の大人の決断です。
第3話声を、託した会員作品承久三年、北条義時を討つよう朝廷から命令が届きます。政子は安達景盛へ言葉を託しますが、従う先を決めるのは御家人一人ひとり。言葉を渡す人、運ぶ人、聞いて決める人の物語です。
第4話ろくどめの うみ会員作品唐の高僧、鑑真は、日本へ渡ろうと五回試みましたが、どれも実らず、伝記では、その間に視力も失ったとされます。揚州にとどまり教えをつなぐか、六度目の海へ出るか。休む道も、進む道も、人と教えを守ろうとする選択です。ほんとうにあった決断の手前でいったん立ち止まり、親子で道を選び、その理由を話してから史実を確かめる日本史シリーズです。『解体新書』の翻訳を始めた医師たち、五十歳で学び直した伊能忠敬、託された言葉を聞いて立場を選ぶ御家人、日本へ渡ろうとした五回の試みを経て六回目の船に乗った鑑真を描きます。第1話は結末まで無料で、支払い情報なしで読めます。